【接客トーク】売れるホストの会話テクニックをぶっちゃけます!
こんにちは、元歌舞伎町ナンバーホストの早坂です。
ホストが指名を取るために一番力を入れるべき部分は、接客時の会話。
女性客から「このホスト、つまらない」と思われたら指名されないので、なんとしてでも会話で楽しませる必要があります。
ちなみに僕がホスト時代、同期にかなりのイケメンがいました。そのホストは会話が致命的で、月の売り上げ10万にも到達しませんでした。
あなたもそうなりたくはないですよね。
という訳でこれから、売れっ子ホストが使ってるお客さんと盛り上がる会話術をぶっちゃけます。
会話上手なホストは『反応』が優れてる
女性から「この人、面白い」、「この人と一緒にいて楽しい」と思わせるのが得意なホストは、”反応”が優れています。
反応とはいわゆるリアクションのこと。
まず以下の会話をご覧ください。
今日、なにしてきたの?
ホスト
歌舞伎町で呑んでた。
ホスト客
へー呑んでたんだ。女子会?
ホスト
そう、女友達と!
ホスト客
このように会話というのは、反応の繰り返しで成り立っています。
ということは、反応の精度が高いだけで、会話が盛り上がるんですよね。
優れた反応(リアクション)をするコツは大きく2つ。
これから話す2つさえ実行できればリアクションは完璧です。
1、オーバーリアクションで返す
相手の喋ったことに対して、オーバーリアクションで返すと会話が弾みます。
「えーっっ、ホントに??」
「その話、めっちゃ面白い!」
「なにそれ、めっちゃ幸せそう!」
「めっちゃ楽しそう!!」
「〇〇さんって、かなり面白い人ですね!」
たとえ相手の話がつまらなかったとしても、オーバー目に返すのがポイント。
リアクションで相手を面白い人に引き上げると、結果的に自分自身も面白い人だと思われます。
しかし意識してリアクションしても、相手に全く伝わってない事が多々あり。
ユーチューバーやテレビの芸人さんと同じくらい、普段の2倍オーバーリアクションを意識してください。
やり過ぎじゃないかと思われるくらいが、相手にとって丁度良いんです。
オーバーリアクションを恥ずかしがらず思い切ってやれば、劇的に会話が盛り上がります。
言葉だけでなく、ボディランゲージ(身体言語)も意識。体全体を使ってリアクションしよう。
早坂
2、満面の笑みで会話する
リアクションと一緒に欠かせないのが笑顔。
笑顔は様々な心理学の研究で実証されています。
自分が笑顔になるとそれが相手にも伝染して、お互い明るい雰囲気になるんです。
また初対面の人に対して警戒心をやわらげる効果もあります。
逆に会話下手のホストは顔が無表情で硬い…。
無表情だと怖がられたり、警戒心がほぐれなかったりするので、一向に距離が縮まりません。
とはいえ普段、無表情の人がいきなり笑顔になるのは難しいですね。
常日頃から口角を上げ、満面の笑みを意識すると、接客時でも笑顔になりやすいです。
慣れないうちは意識して笑顔を作りましょう。
女性との会話はなんでも良い
たまにホスト未経験者から、「接客でなに話せば良いんですか?」と聞かれます。
話す内容はなんでも良いです。
カフェで女性同士の会話を聞けば分かりますが、彼女らは中身のない内容を延々と話し合っています。
男性は有益な会話を求める傾向にありますが、女性は常日頃、中身のない会話を話したがりということを覚えておきましょう。
「もし〇〇だったら・・」という会話が効果的
「なんでも話して良いと言われたら逆に困る」という方へ。
そんな人にオススメしたい会話が、空想(過程)話。
心理学上、女性は非現実に強い憧れを持つ性質があります。
事実、男性より女性の方がディズニー・旅行好きが多いんですよね。
男性から見れば、「ディズニーは入場料高いし、アホみたいに並ぶし、行く価値ない」と思いますが、女性の考えは真逆。
普段の日常から離れて、非現実に飛び出したいという思いが強いから、ディズニーに行くんです。
なので接客時に、「もし〇〇だったら・・」という会話が非常に有効。
- 『もし無人島で一人取り残されたとして、一つ欲しいモノが貰えるとしたら?』
- 『もしアメリカで旅行するってなったら何したい?』
- 『宝くじ3億当たったら何買う?』
こんな感じで妄想話を膨らませると、一気に会話が盛り上がります。
男性がどうでも良いと思う話ほど、盛り上がったりするので、ぜひ試してみてください。
ランキングを使うのも効果的
何か相手の好みを聞くとき、ランキングを使うと会話が弾みやすいです。
例えばこんな感じ。
- 好きなお菓子ベスト5
- 好きなコンビニアイスベスト3
- 好きな芸能人ベスト4
好きなお酒ベスト3を聞いて、「じゃあ1位の○○という酒、頼んでみる?」とさりげなくおねだりするのもアリでしょう。
「ベスト3、ジャジャン!」と言いつつ、テンポよく聞けば、絶対会話が盛り上がります。
会話が詰まった時に使える4文字とは?
女性と会話中、ネタ切れで沈黙になる場面があると思います。
常に喋り続けるのは無理なので、沈黙自体は普通。
しかし沈黙だからと言って、無理に別の質問をすると、窮屈に受け取られてしまいます。
そんな時に使えるテクニックが『ちなみに』というワード。
たとえば仕事関係の会話がしばらく続いた後、沈黙になったとしましょう。
そこであなたは女性に対し、『ちなみに+質問』を投げかけるんです。
たとえば、
ちなみに〇〇ちゃんはどんな男性がタイプなの?
ホスト
もしこの質問から『ちなみに』を外すと、いきなり話題を変えられたように感じ、不自然になります。(コミュ力のない人だと思われるかも…)
『ちなみに』という4文字さえ加えれば、沈黙が気まずい雰囲気にならず、相手の深い情報をサラッと聞きだせるんですよね。
「ちなみに〇〇ちゃんはSかMか」、「ちなみに初体験はいつか」など、いくつかパターンを考えておくと良いかと思います。
質問の前に4文字加えるという、とても簡単な方法なので、ぜひ実践してみてください。
まとめ
今回、いくつかのポイントを説明しましたが、一番大事なのが「リアクション」です。
リアクションが小さいと、「この人ちゃんと話聞いてるのかな」「話すのやめとこう」となり、微妙な空気になります。
「私はあなたの話を聞いてます。すごい面白いです。もっと聞きたい!」という意思をリアクションで示すことが大事。
モテるホストほど、リアクション(聞き力)で相手を気持ちよくさせるのが上手いですからね。
リアクションの効果を頭で分かっていても中々、伝わらないもの。
ぜひ自分の殻を破るつもりで、オーバーリアクションしてみてください。