ホストの罰金制度を分かりやすく解説!罰金の種類や金額は?
ホストになる上で不安なのが『罰金』だと思います。
結論を言うと、日本にあるホストクラブのほとんどに罰金制度が設けられてるんです。
昼職は怒られるだけで済むかもですが、水商売(キャバクラ・ホスト)は、罰金あるのが当たり前。
今回はホストデビューする人が絶対知っておくべき罰金についてお話します。
ホストの罰金とは?
ホストクラブの罰金は、お店の損害を防ぐために設けられた制度です。
罰金を設けないと、職場の規律が乱れ、売り上げが下がるんですよね。
お店は日々、お客さんの来店数を予測し、その数に合ったシフトを組んでます。
しかしキャストが無断欠勤をすると、お客さんに迷惑が掛かり、売り上げに影響することも…。
また一人が遅刻すると他の人も遅刻するようになり、どんどんダメな方向に進んでしまう。
そんな状態を防ぐために、緊張感を持たせる意味でも罰金制度が必要です。
罰金の金額はいくら?
罰金の金額はお店や種類によって異なります。
ここでは一般的な罰金の種類と金額を見ていきましょう。
遅刻
ホストはタイムカードを押して出勤しますが、もし1分でも過ぎると遅刻扱いです。
罰金の金額は数千〜1万円ほど。店によって日給の10%、30分1000円などと定められています。
欠勤・無断欠勤
当日欠勤は日給の2倍、無断欠勤は日給の3倍も罰金が取られます。
一回に3~5万ほど取られるので、かなりダメージが大きいですね。
ただし無断欠勤=飛びであるケースが多く、本当に上記の罰金を支払う人は少ないです。
もし無断欠勤の後に出勤してきたら、「逆にお前、よく出勤してきたな」と言われ、罰金取り消しになるかもしれません。
そこまで勇気のあるホストは中々いないですけどね…。
イベント
ホストクラブでは季節ごとのイベント、チーム戦で競争など、様々な催しが定められています。
もしイベントノルマを達成出来なかった場合、日給の半分減らされる店もあるようです。
ただし今の時代、イベント未達成での罰金を課す店は少ないですね。
爆営・爆弾行為
爆弾行為は50〜100万の罰金を取られます。爆弾行為とは、主に以下の行為を指します。
- 他の担当ホストのお客さんを寝取る
- ホスト同士のケンカで怪我をさせてしまう
- 違法なキャッチをして警察に摘発される
まずホスト業界では、他の担当のお客さんに手を出すのはご法度。
寝取るのはもちろん、LINE交換さえもタブーとされるくらいです。
またケンカして怪我させると、出勤できなくなります。
もし1日10万の売り上げを出すホストだった場合、5日休んだら50万の損害が出ますよね。
キャッチが原因で営業停止になった場合は、もっと被害がデカイです。
このようなリスクを考慮して、爆弾行為には多額の罰金を設定しています。
別のお店に移籍
今のお店を辞めて、別の店に移籍する場合、『移籍金』が発生するケースがあります。
日本の法律でも、競業避止義務(きょうぎょうひしぎむ)というルールがアリ。
競業避止義務(きょうぎょうひしぎむ)とは、一定の者が、自己または第三者のために、その地位を私的に利用して、営業者の営業と競争的な性質の取引をしてはならない義務である。 法学上の用語であり、商法及び会社法と、労働法の双方で使用される。 本項目では、双方について解説する。
売上のあるホストが引き抜かれるとお店に損失が発生するため、このようなルールを設けています。
移籍金は移動する店が負担してくれることが多いです。
元々売上のないホストは移籍しても何も言われなかったりしますが、その辺のルールは入店時に聞いておきましょう。
売り掛け
自分の担当するお客さんが料金を支払えなかった場合、個人的に借金させることになります。
もし借金を払わず逃げられた場合、代わりに担当ホストが負担するんです。
これを”売り掛け”と言います。
罰金と同様、売り掛けの未回収分は毎月の給料から天引きされますね。マイナス分は借金です。
罰金は法律的に違法なのか?
法律では支給総額の10%までしか罰金してはダメなルールが定められてます。
しかしホストは個人事業主のため、労働基準法が適用されません。
仮に違法で訴えたとしても、弁護士を雇う費用で完全赤字でしょう。
罰金に文句を言うと、トイレ掃除などの雑用に回されるリスクがありますからね…。
法律的に違法かどうか云々より、ホスト側にとって不利だから払うしかないのが現実です。
払わない唯一の手段は飛ぶこと
どうしても罰金を支払いたくないなら、飛ぶしかありません。
罰金の金額が大きい場合、月の給料を諦めて飛んでしまうのもアリです。
ただし売り掛けや莫大な損失を与えてしまった場合、家に来られるか、裁判を起されるケースもあります。
また歌舞伎町を歩きづらくなるので、出来れば飛ぶのは避けたいですね。
常識的な行動をしていれば罰金と無縁。必要以上に罰金に恐れる必要はないです。
早坂
悪質な罰金制度に要注意
罰金はお店の売り上げを守るために必要なことです。
しかし中には悪質な罰金を定めてるホストクラブもあります。
- 大掃除に参加しないと10万罰金
- イベントノルマを達成出来ないと日給の半分以下
- ミーティング不参加で1万罰金
- 成績の悪いチームは毎回罰金
- …etc
イベント毎に罰金を設定する店はさすがにキツイですし、プレッシャーで押し潰されるだけです。
一見、高く見える日給保証も、罰金や天引きで少なくなる可能性だってあります。
当サイト運営者の早坂は、歌舞伎町で優良なホストクラブを紹介中。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。